こんにちは。日本は本格的に梅雨入りしましたね。
探究部はオンライン活動なので、天候に左右されず、5期生の初回レクチャーを明るくスタートさせました。
今日は初回のメコン塾とスキル塾の様子をお届けします。
メコン塾
前半のレクチャーは、廣里先生によるメコン塾です。
メコン塾では、東南アジアを軸に、さまざまな事象をあらゆる切り口から学んでいきます。
まず、「東南アジアのイメージとは何か?」というところから始まりました。
自分の中のイメージを書き出したり、少人数のグループで話し合ったりしました。多宗教、多民族、暑さ…たくさんのキーワードが出てきます。それぞれの東南アジアのイメージも違えば、考え方も違う。でも、共通して挙げられるところもあります。
今回のレクチャーのキーワードは、多様性と統一性でした。
文化、民族、宗教、歴史など多くの多様性と、地域の紐帯という統一性。きっと教科書で学ぶ東南アジアとは違った印象になったのではないかと思います。


レクチャーを受けた後、「もっと調べてみたい!」「なぜなんだろう?」と自分の関心に結びつけて考えたコメントも多く寄せられました。
「なぜ?」と疑問に思い、興味を持つことが、ご自身のワクワクできる種になるかもしれませんね。
今回のメコン塾にもそんな種がたくさんあったのではないでしょうか。
スキル塾
後半のレクチャーは、新先生によるスキル塾です。
スキル塾では、自分のワクワクをどのように言語化し、論文という形にしていくかを体系的に学んでいきます。
初回は、何をテーマにできるのかを考え、自分のワクワクを言語化するところからスタートです。
自分が興味のあるテーマとは何か、なぜそれがテーマになるのか、その理由や背景を書き込むことを実際に行いました。日常生活を過ごす中で、「これが好き!」「気になる!」ということはたくさんあると思いますが、なんとなくそう思っていても、文字に起こすことは少ないのではないでしょうか。


文字に起こしておくと、自分の記録として残ります。記録として残すと、その時に瞬発的に考えたことを後から振り返ることができます。そうすると、自分のワクワクをより掘り起こすことができるのです。そして、書けば書くほど、一見関係なさそうな他のワクワクとのつながりも見えたりします。
まずは文字に起こす、その作業が論文執筆の鍵になるのではないでしょうか。
5期生の皆さん、ぜひたくさん書き込んでみてくださいね。
サンプルのシートには、「凡人は模倣し、天才は盗む。」(by ピカソ)という言葉が。
そっくりそのままコピーするのではなく、「これいいな!自分も取り入れてみたいな!」を自分なりのコンテクストで実践することで、洗練された探究シートが完成するのではないでしょうか。
今回は初回のレクチャーの様子をお届けしました。
次回は特別セッションです。次はどんな新しいワクワクに出会うことができるでしょうか。