3月21日(日)、27日(土)の2日間にわたり、せかい探究部は1期生の1年間のまとめ会として発表会を実施しています。メンバー間のシェアに加え、外部の方にもご参加いただけるオープンイベントにしています。
先日3月21日に、第1日目を開催しました。
「せかい探究部」1期生発表会 – せかい探究部を通して映る新たな世界の姿。部員それぞれが見つけた世界をみんなで覗いてみよう!- 」
と題し、約10ヶ月にわたって、新しいプログラムを共に作りながらそれぞれ進めてきた探究内容をベースとし、「せかい探究部での部員それぞれの成果や発見をシェアして、みんなで世界を楽しむこと」をテーマに、1人約10分で発表を行っています。
探究まとめのかっちりした形としては、論文として書いてもらっていますので、発表は上記テーマで内容・形式ともフリースタイルとしました。
■1日目の発表の様子
探究テーマのこだわり、研究の様子や成果、せかい探究部への思いなど、それぞれの個性が伝わる面白い発表が続きました。速報で簡単に写真を掲載します。コメント増やして、写真ももう一枚ずつ載せたい!
梅原里緒(成城学園高校・2年):シンガポール政府と国民
シンガポール留学期間を、とっても豊かな観察眼で捉え、「風水」を絡めながら政府や人々を分析。

北東愛海(共立女子高校・2年):タイの若者における土着信仰と宗教観
タイの精霊「ピー」という、現地の深い文化をたくさんのインタビューで探った個性あふれる研究。

江原咲月(文化学園大学杉並高校・2年):タイの大気汚染とバイク利用
「バイクの多いタイ(行ったことない)」のイメージから、法制度・企業活動・現地文化を調べて解決策提案。

谷川明穗(つくば開成高等学校・3年):タイの人々の幸福観
「人々の幸せ」という目に見えないものを、言葉の定義、インタビューなどで丁寧に大事に分析。

吉岡聖都(立命館宇治高校・2年):ASEAN諸国におけるLCCの現状と提案
飛行機愛に基づくテーマ。好きなものって本当に強い。LCCでASEANへ、コロナ後の希望を示す力強い研究。

石川沙瑛子(順天高校・2年):ラオスでの教育への信頼性と就学傾向
教育・学びへの気持ちが溢れる研究と発表。真摯にラオスの子供達や自分の学びに向き合う姿が印象的。

矢野莉央(関西学院千里国際高校・3年):カンボジアのマイクロファイナンスによる低所得者層活性化
なんと講義形式の発表(写真左上)。経済のトピックがみんなにとって身近な題材に。文献データとインタビューから説得力ある分析。

ご参加いただいたみなさん、貴重なお時間をいただき、また、暖かいコメントなど、ありがとうございました
発表に加え、進行は全て部員メンバーが企画実施です。
チャットを使ったやりとりや、部員による「せかい探究部」紹介なども工夫が凝らされています。
3月27日(土) 日本時間13:30-16:00に、2日目を実施します。
ご参加いただけたら幸いです。1日目にご参加いただきましたみなさまも、発表者が異なりますので、ぜひまた新たに広がる世界を楽しんでいただけたらと思います。
2日目:3/27(土) 予告
■全体プログラム
13:30 – 13:45 オープニング・アイスブレイク
13:45 – 13:50「せかい探究部」の紹介
13:50 – 15:40 個人発表(10分発表+3分みなさんでコメント ・途中休憩)
15:40 – 16:00 ふりかえり・連絡事項
■発表者とテーマ概要
池谷麻菜(Kalani High School・2年):マレーシアとハワイの教育比較
山元なのは(洛北高校・2年):東ティモールの教育と言語
土田一花(山形東高校・2年):栄養教育観点からのタイのスラム貧困問題
小川宗一郎(大阪高校・2年):心理学を用いた環境意識の向上
佐保田千優(共立女子高校・2年):タイにおける都市部・地方中間層の実態
土方楓子(共立女子高校・3年):タイ人の名前文化
福井七海(公文国際学園・2年):フィリピンの文化面からのイメージ向上
臼井真由夏(関西学院千里国際高校・3年):カンボジアのマイクロファイナンスによる低所得者層活性化