いよいよコラボセッションも後半戦に突入しました。
今回は、全4回の上智大とのコラボ授業の第3回目(12月4日)の様子をご紹介します。
全4回のコラボセッションは、毎回同じ内容を繰り返すのではなく、その都度アップデートしたものとなるように、大学生がファシリテーションのアプローチを考えて実施されています。
今回は、それぞれの探究についてグループ全体で話したり、個別にお話する時間を設けたりしていました。中には、高校生同士でお話しができる時間を設けているグループもあり、それぞれのグループで工夫が多く見受けられました。また、今回から参加の高校生も加わり、さらに議論が活発になりました。


最近の大学生の感想の中に、高校生に学んでもらうのはもちろん、大学生自身も多く学ぶことがあるというコメントが増えてきました。
◾️大学生の感想
高校生のそれぞれの想いとか進捗具合が違って、でもどちらも壁にぶつかってるのが自分の力で進んでいる姿を実感できた気がしてうれしかったです。
高校生に、「じぶんの原点を忘れないように」といったのですが、改めて大事なことだなと思いました。原点というのは自分はもともと何をしたかったのか、何のために今行動しているのかを考え、定期的に自分が何をしたいかという原点は自分も思い出したいと思いました。
自分がワクワクしていると相手もワクワクして探究ができ、お互いにとってプラスとなるお話ができたと思った。
高校生は、関係性が築けてきた大学生とより深い話をできるようになってきたり、熱心に自分達の探究に寄り添ってくれる大学生との時間で色々なことを吸収したり考えたりし、モチベーションや探究のこの後の方向性につなげているようです。
■高校生の感想
一対一で私のテーマについてお話しました。緑茶を普及するターゲット国としてタイとモロッコにしていましたが、資料などの関係でモロッコに関して、中東全般にターゲットを変更すするか迷っているという相談をしました。
度々「みんなのやってる探究はすごい面白いから自信を持って!」と言われて嬉しかったです。
テスト等であんまりしっかりと自分の研究と向き合う時間がなかったからあまり進んでない感覚があったが、自分で口に出すことで、書くことは進んでなくても自分の考えが進んでいて、自分がいまどこにいるか立ち位置の把握が改めてできたからとても有意義な時間を過ごせた。
アンケート内容のことで悩んでいたけれど(項目を増やしたい・幅広い年代の方へのアンケート項目は?など)大学のマーケティング講座を受けたときの内容(人口統計・心理的変数)を教えて頂けたので、アンケート内容のイメージが一気にわいてきました!来週期末テストが終わったらGoogleフォーム作成にとりかかりたいと思います。
大学生の方々がいろいろ話を振ってくださる中で、その場ではなかなか思いつかなくて申し訳ない気持ちと、後から考えて聞きたかったこととかがどんどん出てくるのが悔しいです。次回で最後なので悔いなく終われるように頑張ります!
大学生・高校生とでは立場が違えども、コラボセッションを通して、互いに探究するということ、学ぶ楽しさを発見できる機会になっているようです。
次回は最終回。どのような形で締めくくられるのでしょう。楽しみです!
(文:平田紫音 上智大3年/SophiaGEDインターン)