せかい探究部5期生 × 上智大学コラボ授業 第1回

みなさん、こんにちは!せかい探究部×上智大学生のコラボ授業が今年も始まりました!
11月後半から12月前半にかけて全4回の構成で、普段交わらない全国各地の高校生と上智大学生が、「探究」を軸にオンラインで交流します。今年でこの企画も3年目となりましたが、毎年、高校生・大学生両方から大好評の企画です。今年はどんな出会いがあるのか、どんな学びがあるのかワクワクします。
■初年度(2020年度)の企画紹介記事

それでは1回目(11月13日)の様子を紹介します!

授業開始時は、初回ということで高校生・大学生ともに緊張した面持ちでした。
アイスブレイクとして大学生1人と高校生2〜3人の自己紹介タイムを挟んだことで、緊張がほぐれ、笑顔も見えるようになりました。

アイスブレイクの後は、事前に決められていたグループごとに分かれました。大学生の専門分野や学年もバラバラにして組まれています。改めて自己紹介をしたり、せかい探究部の高校生が自分の探究テーマの概要、テーマ選択の理由などを共有したりする姿が見られました。

今年度は、グループ活動を記録するGoogle スプレッドシート「コラボチャレンジシート」のフォーマットを変え、大学生・高校生ともにお互いの発見や疑問が見えるようにしています。各回のコラボ授業で、どのようなことに取り組んだのか、個々がどのように感じたのか書き溜めていき、4回を通じてどのような変化があったのかわかるようなシートとなっています。
グループによっては大学生から高校生に対してアドバイスを書いているチームもあり、シートを柔軟に活用している姿が見受けられました。

◼️上智大学生の感想

始めにチーム関係なくたくさんの高校生メンバーと話せて雰囲気をつかめて良かった。高校生が1人か2人に対してルームの大学生は1人だったので緊張したが、後輩ができたみたいで楽しかった。少しは彼らに役立つことが伝えられていたら嬉しい。

交流授業は思っていた以上にとても楽しかったです。特にキラキラした高校生の姿を見ることができたのは私にとって、とても大きな刺激になりました。

今回初めて実際に高校生と交流してみて高校生のフレッシュさに圧倒されたとともに、高校生の探究心の旺盛さに感心しました。高校生と自己紹介をしあう時間になぜ探究部に入っているのかを聞くと、「自分の興味のある分野を見つけたい」や「自分についてもっと知りたい」といったすごく前向きな探究心をもって楽しく活動しているのが伝わってきて、すごくエネルギーをもらえました。

◼️せかい探究部高校生の感想

最初はとても緊張していましたが、大学生の皆さんと話しているうちに徐々に緊張が解けていきました。大学生活のお話も聞けて未来へのワクワクが増しました!

皆さんそれぞれ違う専門知識を持っていらっしゃると思うので、それらを合わせてよい探究の時間にしていきたいです。

大学生の方々と接する機会があまり無かったので、とても新鮮で楽しかったです。これからもっと自分の探究テーマや周りの人の探究テーマなどを共有して、より前進していけるようにして行きたいです!

今日はいつものせかい探究部に比べてzoomにいる人の数がすごく多くなって、最初はすごく緊張していたのですが、みなさんとお話していくうちに緊張より楽しいという気持ちが強くなっていきました。次回までに自分の探究や興味分野について沢山話せるようにしたいなと思いました。とても楽しかったです。

オンラインを通じてのコラボということで慣れない環境での交流とはなりますが、大学生・高校生が互いに学びを得られる機会となるでしょう!次回以降もグループでの交流を通して、ワクワク探究が進められると良いですね。

番外編 :大学生事前準備 – コラボセッションのために頭をフルに使いました

コラボ授業初回の1週間前、大学生はコラボセッションに向けて、授業1コマを使って準備をしました。
せかい探究部や探究学習に関する経験をしたことがない大学生も多い中で、どのようにすれば高校生にとって有意義な時間になるのかグループごとに話し合いを重ねました。高校生の探究ワークシート(自身の探究テーマや調べた文献をまとめたGoogleスプレッドシート)を見て、疑問に思った点をまとめたり、交流の目的を定めたりしていました。
このコースの大学生の授業は普段zoomでのオンラインレクチャーとして行われていますが、この回は大学の教室に集まって対面で行いました。壁一面にあるホワイトボートを有効活用しながら、活発な話し合いが繰り広げられました。

(文:藤本麻利衣 上智大3年/SophiaGEDインターン)

関連投稿

検索語を上に入力し、 Enter キーを押して検索します。キャンセルするには ESC を押してください。

トップに戻る