メコン塾8回目は、「歴史・文化・民族・宗教・言語」をテーマとして東南アジアの多様性を理解し、多文化、多民族、多宗教社会の共生に向けた課題について考えるセッションを行いました。
レクチャーの内容は以下の通りです。
-東南アジアの歴史と基層文化・文化遺産
-東南アジアの民族
-東南アジアの宗教
-東南アジアの言語と言語政策
-多文化、多民族、多宗教社会の共生へ向けた課題
-ブレイクアウトセッション




資料やデータをもとに、東南アジアにおいて歴史・文化・民族・宗教・言語が多様であること、また一つの国の中でも様々な文化や民族が存在することを学びました。


続いて、多様性という特徴をもつ東南アジアの国々が抱える共生社会に向けた課題について理解を深めました。レクチャーでは、例としてタイの少数山岳民族の無国籍問題、マレーシアのマレー人優遇(ブミプトラ)政策、フィリピンのイスラム教徒地域の独立運動と自治、ミャンマーの民族浄化とロヒンギャ難民問題が挙げられ、詳しく解説がありました。
レクチャーの最後はブレイクアウトルームに分かれ、授業内容で印象に残ったことを話し合いました。探究部メンバーは自分の経験や今までの学びも交えつつ、有意義なディスカッションができたようです。
今回の授業では、東南アジアの歴史・文化・民族・宗教・言語における多様性と共生に向けた課題について学びました。レクチャーを担当した廣里先生より、東南アジアが共同体として発展していくためには課題を知ることが重要であるというお話がありました。今回の学びをきっかけとして、さらに東南アジアにおける共生に向けた課題について調べ、考え続けることが大切であると思いました。

探究部メンバーの感想の一部を紹介します。
東南アジアを大きな括りで見ることが多かったため、想像よりも宗教や民族の多様性があるのだと知った。また、一国の中でも様々な民族多様性があり、多文化共生がうまくいっていない所も少なくないので、大学での学びにつなげられるのではと感じた。
今回のセッションでは、東南アジアの文化や民族、宗教、言語などについて知ることができました。今回特に印象に残ったのは、東ティモールの言語についてです。4つの言語が使われていることにも驚きましたが、地域や年齢、階級などでも使う言語が異なってくるということにとても衝撃を受けました。文化や民族を紹介するときの写真も実際に現地へ行っているような気分になってとてもわくわくしました。
お話の中で特に印象に残ったことは、ミャンマーの難民問題だ。母国に帰れず、難民生活を余儀なくされる方が多いという事実を知り、なにか解決策は無いのかと頭を捻っていた。自分の論文のテーマにも関連する部分なので、じっくり検討したい。
記事執筆:板橋 未和(SophiaGEDインターン)
